MFリカルド・クアレスマのジェノア行きがなくなりそうだ。ジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長は、クアレスマとの交渉が暗礁に乗り上げていることを明かした。

以前からクアレスマの獲得に自信を見せていたプレツィオージ会長だったが、クアレスマ本人の意向もあって、交渉が進んでいない。これによりジェノアは、FWディエゴ・ミリートとMFチアゴ・モッタを売却したインテルから、FWヴィクトル・オビンナを譲り受ける可能性もあるという。

その一方でプレツィオージ会長は、ユベントスと共同保有しているFWラッファエレ・パッラディーノと、同じくユベントスからレンタル移籍中のDFドメニコ・クリーシトを、来シーズンも継続してチームに残すつもりだ。

「パッラディーノとクリーシトはジェノアで居心地よくプレーしているし、来シーズンもチームに残したい。そのうちユーべと話し合う予定になっている。われわれとユーベの関係は良好なものであり、彼らがジェノアに残留できる手段を模索したい」