日本時間の6月2日から4日にかけて行われたE3。元々海外市場向けの発表会という事もあり、日本向けソフトの発表にはあまり期待はされていないのだが、今回は各社ともにそこそこ盛り上がりを見せる発表会となったのではないだろうか?

MSからの発表で大きかったなのは「Project Natal」だろう。プレイヤーは手や足でゲームの操作が可能、音声認識にも対応しており、一切の操作をコントローラで行う必要がなくなる。Wiiリモコン以上に直感的な操作が可能なものとなるその姿は、まるでSF映画に出てくるような近未来を見ているかのようだった。まだ、日本では最下位という位置を考えると、和製RPGでXbox360を購入した層も楽しみな一作が欲しかったところか。このあたりは日本市場向けの今後の発表に期待したいところ。

任天堂の発表は先日書いたとおり、良くも悪くも堅実。Wiiモーションプラスは前回のE3で発表されており、ソフト面はマリオとメトロイド、黄金の太陽といった人気シリーズの新作を発表。欲を言うなら「Wii向けに思いがけないソフトの発表」が欲しかったところだが、それはさすがに贅沢かもしれない。一応Wii向け「ゼルダの伝説」最新作が製作中である事が明かされており、驚きという面では3社の中で一番なかったが、現在トップの位置を守るには十分なラインナップだと言えるだろう。

SCEについては目玉と言えば、やはり「PSPgo」になるのだろうが、既存ユーザー・新規ユーザーどちらに対しても吸引力は中途半端に見える。また、26800円という値段をこれに出すぐらいなら、現在出回っているPSPに出すという人も多いだろう。PS3に関しては「FFXIV」の発表が反響を呼んだが、オンラインゲームのため「XIII」ほど興味のある人は少ない。またPS3の完全独占ではなく、同時にPC版も発売されるため、PS3にとってそこまでの弾にはならない。もっとも日本市場に関しては少しずつソフトは揃いつつある他、人気RPG「ファイナルファンタジーXIII」の発売も控えており、現在のユーザーにとってラインナップ面では、そこまで心配はないのかもしれない。

E3はあくまで海外市場向けの発表の場なわけだが、日本でも好まれそうなソフトの発表がいくつか見られた点は良かった。また、それぞれがソフトだけではなく、新しいデバイスを発表した点も見逃せない。昨年まで規模の縮小された開催とされていたが、今回は各社ともそれなりに盛り上がったのではないだろうか。日本市場への影響については、このE3での発表はさほど影響はないだろう。これからTGS(東京ゲームショウ)へ向けて、各メーカーからどのような発表があるのか?今は楽しみに待とう。

(TechinsightJapan編集部 林 裕之)

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