恐怖のトイレットペーパー!実際に怖さを体感してみた…

写真拡大

キャラクターや格言が書かれたトイレットペーパーは今までにもあったが、今回登場したのは、なんと“小説トイレットペーパー”。しかも、「リング」シリーズで有名な鈴木光司氏が、書き下ろした“ホラー小説”がプリントしてある超ユニーク商品だ。

他の写真も見る: 実際にトイレで使うとこんな感じ

「鈴木光司のトイレで読む体感ホラー ドロップ」(210円)と名付けられたこのトイレットペーパーは、6/6発売。発売前から、おどろおどろしいパッケージが注目を浴び、「内容は?」「そんなに怖いの?」と、ファンの間で話題になっていた商品だ。“鈴木光司マニア”の記者としては、いてもたってもいられず、さっそく、“日本一怖いトイレットペーパー”を使ってみた。

気になる“中身”だが、全9章、1章10行前後という構成。1章ずつが細かく分かれているので、自分が読んだところまでを“使える”仕組みだ。1章〜9章がエンドレスで巻いてあるので、他の人が使っても、自分の続きを探して読めるので、“尻切れトンボ”になることはない。

内容は、鈴木光司さんの独壇場ともいえる“水”をテーマにしたホラーで、公衆トイレを使った“あなた”が体験する恐怖の物語。主人公の心理描写が巧みで、背筋に来る怖さが特徴だ。雰囲気を感じるため、記者も実際に、トイレで読んでみた。詳細はここでは伏せるが、感想を言うなら、「個室が怖くなる」といった感じ。鈴木光司イズムがちゃんと出ていて、グッと話に引き込まれることは間違いないのだが、夜中に誰もいないオフィスのトイレで読むのは、正直オススメできないかも…。

これまで何気なく使っていたトイレを刺激的にしてくれそうな「鈴木光司のトイレで読む体感ホラー ドロップ」。トイレの時間で読みきれるボリュームなので、普段小説を読まない人にもぴったりかも。これから熱くなる夜に、ひんやりした時間をくれそうなユニーク・アイテムだ。 【東京ウォーカー/安藤真梨】

【関連記事】
“日常に潜む”恐怖を味わうレストランとは (東京ウォーカー)
伝説の暗闇イベント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」とは (東京ウォーカー)
非日常空間が快感!? 暗闇レストランに予約殺到 (東京ウォーカー)