昨年の「第3回日本ケータイ小説大賞」で大賞に選ばれた「あたし彼女」(著:kiki)を覚えているだろうか。審査委員長を務めた秋元康から「言葉のリアリティーがすごい。こんな小説は読んだことがない」と絶賛のコメントが飛び出すほど、独特すぎる文体が話題を呼び、ネットで大変な物議を醸した作品だ。この「あたし彼女」の続編にあたる新作「あたし彼女〜言葉なんかいらないほどに〜」の連載が、6月3日からケータイ小説サイト「野いちご」で始まった。

「あたし彼女〜言葉なんかいらないほどに〜」は、現在第1話を公開中(毎週水曜日更新)。「アタシ アキ 歳? もう24になっちゃった みたいな」(野いちごより)から始まる冒頭部分を読むだけでも、前作の独特な雰囲気が甦る。

この続編、実はアニメ「機動戦士ガンダム00」のエンディングテーマ「フレンズ」などで知られる歌手、ステファニーが手がけた「あたし彼女」インスパイアソング「言葉なんかいらないほどに」と連動したものだ。ステファニーは一読者として「あたし彼女」を読み、その内容に感動。著者kikiのサイトにメールを送ったことから交流が始まり、実際に会った際にインスパイアソングの制作を打診、kikiの承諾を得て楽曲を生み出したという。

完成した「言葉なんかいらないほどに」を聴いたkikiは、ステファニーへの“お礼”の意味を込めて、「あたし彼女」の続編を執筆。その内容を「ステファニーさんとお話していて“やっぱりハッピーなラブストーリーがいいよね”なんて盛り上がり。ステファニーさんの曲も聞かせてもらってそこから感じたこともいれてできあがった物語です」(野いちごより)と説明している。

再びネットで物議を醸すことになるかもしれない、続編の「あたし彼女〜言葉なんかいらないほどに〜」。パソコン/携帯電話どちらでも読めるので、気になる人はチェックしてみてはいかが?