風評対策という形にしにくい取り組みを書いていますが、ある企業からの問合せで気になったことがありましたので、マニュアルの効用について考えてみます。

まずは、1つ質問です。

【前提】
売上を上げるために営業強化を行いたいと考えています。

【問い】
「営業強化をするために、営業担当の社員全員に営業強化の書籍を配って自分達で考えなさいと伝える」は正しい行動でしょうか。
また、ご自身の勤務する企業ではそのような業務改善を実施しますでしょうか。

リスク対策を考える上で、どこまで対策するのかは重要なポイントになります。

新型インフルエンザだけではなくBCP全般におけるリスクマネジメントで考えますと、災害発生時は正しいコミュニケーションが取れるとは限りません。それこそ緊急連絡網を作ったとしても、そもそも携帯が繋がらないとかメールが送れないとか。メールサーバーが社内にあれば、それだけで十分なリスクを背負うことになります。新型インフルエンザだけは通信機器にダメージは少ないと考えられますが、話す側の人間には多大なダメージがあるでしょう。

風評対策を行う上で、大切なゴールは「社員が自律的に動けるように、判断基準と行動指針を与え、共有し、練習し、会社として行動できることを確認すること」と言えます。

例えば、飲食店でも携帯電話販売店でも、チェーン店の運営を考えれば都内で開いている店と休業している店があるとか、複数名で運営している業務を1名しか出社せずに無理やり対応している状況であるなど、様々なあってはならない状況が想定されます。(『餃子の王将』さんだけは、各店舗毎の裁量が大きいため顧客は統一感を気にしないかもしれませんが…)


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