6月1日(日本時間6月2日)、ロサンゼルスで行われたElectronic Entertainment Expo(E3)にて、コナミの人気シリーズである「メタルギアソリッド」最新作が発表された。それについて同ソフト手がける小島秀夫氏のブログでは怒りのコメントが多数入っている。その理由とは?

E3でメタルギアソリッドシリーズ最新作となる「メタルギアソリッドライデン」が発表された事によるもの。批判の多くは「どうしてPS3じゃないのか?」というもので、MGS4が発売されたPS3ユーザーからすれば、「次も当然PS3」という気持ちがあったのだろう。同じぐらい批判の多いのは、その演出だ。昨年のE3ではスクウェア・エニックスの和田社長が一度ステージを降りてから、再度登って来てMSのマトリック氏の肩を叩き、その直後に「ファイナルファンタジー13」をXbox360でも出す事を明かした(日本国内は予定なし)。その様子はYoutubeやニコニコ動画でもアップされ、Xboxユーザーからは「おもしろい」、PS3ユーザーからは「最悪」と言われてきただけあり、それと全く同じ演出で「MGS」シリーズ最新作の発表を行った小島への批判は多い。
「ユーザーを馬鹿にしている」
「ユーザーを大切に思っているならあんな事はできない」
PS3でシリーズ展開していくと思い、ハードを買ったファンからすればその怒りは仕方がないものかもしれない。この演出が小島氏の考えたものなのか、MS側が用意したものなのかは不明ではあるが……。

最近ハード間でここまで荒れたものと言えば、Xbox360からPS3へ移植される「テイルズオブヴェスペリア」が浮ぶ。その様子は先日記事でも取り上げたが、違う点と言えば、「オリジナルに追加要素を多数付け足しての発売」か、「完全新作を発売」だ。
移植の方がまだアリだと言えばアリだろう。一応どちらのユーザーソフト自体は遊べるのだから。今回のように完全新作となれば、「PS3でも出る」と発表がなければ、やはりXbox360を買うしかなくなる。ファン心理としては当然新作が出るのなら遊んでみたいだろうし、そうなるとまた新しいハードを数万円で買わないといけなくなる。金は無限に沸いて出るわけでもなくこの出費は痛い。ただ、逆に考えるのであれば、「オリジナルを否定するかのような移植」(TOV)と、「今回が初となる新作」(MGS)では、まだ後者の方が救いようはあるのではないだろうか。シリーズをPS3で独占展開していくとは明言されておらず、PS3で発売された「MGS4」を否定するような作品の可能性も低い。「TOV」の移植騒動よりは、ナンバリング最新作というわけでもない今回の新作発表はまだマシに見える。

もっともファーストタイトルでない以上、特定ハードの独占はありえないわけで、最後はユーザーの考え方次第となるわけだが、あえて批判する立場になるならば、やはり下手に金のかかるマルチ展開は勘弁願いたいものではある。

(編集部:林 裕之)

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