リヨンのジャン・ミシェル・オラス会長は26日、今週末の試合が元ブラジル代表MFジュニーニョ(34歳)にとってリヨンでの最後の試合になると発表した。

ジュニーニョは2001年にヴァスコ・ダ・ガマから加入して以来、リヨンのリーグ7連覇の原動力となってきた。先週末には通算100得点目を決めており、そのうち44点はトレードマークのフリーキックで決めたものだ。

しかし、オラス会長は記者会見で、「ジュニーニョは出て行くことになった。契約はまだ1年残っているが、我々は彼が契約を解消することを許すことにした。彼は望むところどこへでも行ける」と話した。

「戦術や情熱やプロフェッショナリズムなど、ジュニーニョがリヨンにもたらしてくれたものすべてを思い出している。クラブもサポーターもジュニーニョとのすばらしい関係の終焉をかみしめているんだ。一時代の終わり、一つの物語の終わりであり、簡単には受け入れられない」

リヨンは前節ですでに3位を確定。この8シーズンで初めてトロフィのない1年がまもなく終わる。最終節はアウェイでトゥールーズと対戦する。