人材育成、とりわけ後継者育成に頭を抱える経営者の方も多いはず。
「どうすれば期待通りの後継者が育つのだろう…」
オグラ流の後継者の育て方を紹介します。


「期待をかけて育てた部長が子分を引き連れ集団退職してしまった・・・」

ある経営トップが大きなため息と共に悩みを打ち明け始めました。

「その後『今度こそは』と若手を抜擢したが、今度は力不足で物足りない。人の悩みは永遠に尽きない」と。

人材育成、中でも後継者育成に悩みのない経営者はいません。ではどうすれば後継者が育つのでしょうか?
 私は必ずトップにこう尋ねます。

「きちんとエコヒイキしていますか?」

 アルバイトさんに作業を教える人材育成ならいざ知らず、後継者を育てる人材育成は生半可なものではありません。
それはいわば人間づくり。スキルを叩き込むだけでなく、人格を高める魂の闘いが必要です。
業務スキルさえあれば、誰でもそこそこ9割程度まで仕事を仕上げることができる。
しかし残りの1割をどれだけ詰めるかで、結果に致命的な差が生まれる。
億単位の賞金がかかる競馬レースでもトップと2位の差はわずか0.数秒。
後継者たる人材育成とは、その『致命的な差を生む0.数秒の努力をできる人材を育てる』ということなのです。 
トップは後継者候補を堂々とエコヒイキし、他者の数倍時間をかけて鍛える。
私がこれまで出会ってきた経営者の懐刀は、例外なくトップにエコヒイキをされていました。
 ここで誤解がないように申し添えておきます。
エコヒイキとは後継者を甘やかすことではありません。

むしろその逆。他者に求める数倍の高いレベルを求め皆の前で真剣に叱る。

周囲がむしろ彼を不憫に思うかも知れない程に高い要望を出す、ということです。
そしてその代わりきっちり時間をかけて教える。
後継者に他者の数倍の手間隙と愛をかけるのです。


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