世界での販売台数では圧倒的な差で最下位に甘んじているプレイステーション3。だが、日本では人気シリーズの発売もあり、据え置き機2位という位置にいる。当初6万円〜7万円で売ろうとしていたPS3がどうして日本では売れるのだろうか?

PSといえば当時は3D表現に特化したCD−ROMマシンとして注目された。同時期に発売されたセガの「セガサターン」との競争となったが、アーケードで人気だった「リッジレーサー」や、カプコンからは「バイオハザード」が発売されるといった形で販売台数を伸ばしていき、「ファイナルファンタジー?」の発表で決着がついた。PS2ではDVD再生が可能と発表され、さらにはPS1との完全互換な上で価格はPS1発売当時と同じ価格と、PS2は発売前から勝ちを約束されたハードであった。しかし、PS3の発表はユーザーを落胆させるものだった。最初に「ファイナルファンタジー13」や「モンスターハンター3」といった人気タイトルの供給が発表されるも、その直後に発表された価格はもはやゲーム機のそれではなかった。結果、任天堂のWiiにトップの座を受け渡す事となり、世界市場で見ればXbox360にも差をつけられての最下位という状態。

現状、それでも日本では据え置き機2位の位置にいるあたり、さすがPSと見るべきか、日本市場が変わっていると見るべきか。現在でこそ本体価格は3万円台、約4万円にまで下がっているものの、発表当初の約6万円・7万円という価格発表には、子供も遊ぶ物としては尋常な価格とは言えない。もしPS3が成功していれば、本気で次は10万円のゲーム機を出しかねない勢いを感じた。次にSCEには考えてもらうためにも、今回の失敗は良かったのではないだろうか。

(編集部:林 裕之)

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