2009年は自分自身のキャリアについて考え直す1年となっているようです。カウンセリングを通して伺う様々な「仕事の悩み」の多くは、直に解決できないものだと頭では分かっていて、囚われているようです。

4月からキャリアに関する相談を受ける機会が増えているのですが、新型インフルエンザのおかげで、直接お会いすることも考え直さないといけない時期に来ているのかもしれません。

タイトルにしました『「仕事の悩み」は何日間悩みますか?』ですが、カウンセリングをしている時は「悩み始めて何日目ですか?」と聞いているものです。

実際のところ、悩む作業に没頭していると、なんとなく悩むようになった時期は分かっても、明確に悩み始めた日時や、解決に向かうべき方向性などは見えていないことが多くあります。また、悩んでいる時は「逃避」の思考が支配することもあって、新しい未知のフィールドに淡い期待を寄せることも多くなります。

お話しする時は、カウンセリングと言っても、今何を考えているのかを再認識して、また向かうべき方向性とそれによって得られるもの、守るもの、失うものを整理して頂くだけですので、自分自身でも紙に書き出すなどをしてできるものです。

■ 今の悩み

■ 悩み始めた時期(できれば明確な日時)

■ 今、自分が守らなければならないもの

■ 希望する方向性

■ 希望する方向性に必要な要素(環境、市況、自身の経歴、人間関係他)

自分自身のキャリアについて考えることはとても重要です。
しかし、ただ漠然と悩むのであれば、早急に一定の解決を図らなければ、悩むというある意味無駄な行為によって、自分自身のパフォーマンスが落ち、余計に自分が望まない自分へと変化していきます。

残念ながら日本のキャリアカウンセリングは未だに「転職」ありきですが、本当のキャリアカウンセリングは、現状を正しく把握し、今をよりよいものにしていくものだと思います。



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