18日、英国で多発している外国人児童の人身売買事件について、中国・福建省を拠点とする密入国ブローカー「蛇頭」が英国の法律の盲点を突いて犯罪を行っている可能性が高いという。資料写真。<url name="【その他の写真】" url="http://www.recordchina.co.jp/group/g31525.html">

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2009年5月18日、英国で多発している外国人児童の人身売買事件について、中国・福建省を拠点とする密入国ブローカー「蛇頭」が英国の法律の盲点を突いて犯罪を行っている可能性が高いことがわかった。国際先駆報が伝えた。
英紙・ガーディアンは先日、ロンドン・ヒースロー空港近くの孤児院を拠点に中国系児童77人が売買されたと報じた。同紙によると、児童たちは、大人が誰も同伴していない状態でヒースロー空港へ送り届けられる。その後、英国移民局の調査を経て、地方の孤児院が彼らの面倒を見ることになる。しかし、児童の大部分は、数日のうちに蛇頭の手引きなどで孤児院から逃げ出してしまうという。
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英国政府関係者は「われわれは児童に、孤児院から脱出しないよう説得を試みている。しかし、英国の法律では人権保護の観点から、裁判所が命令を下さない限り部屋に閉じ込めたり、監禁することはできない」と犯罪組織が法の盲点を利用していることを指摘した。
また、英国警察の児童保護組織「Child Exploitation and Online Protection Centre」のレポートでは、英国に売られてくる児童のうち最も多いのは中国人の少女で、半分は売春をさせられている。しかし、児童は自身を含め故郷の両親や家族に危害が及ぶことを恐れて犯罪組織について証言をしないため、手がかりがつかめないと報告している。
同レポートなどによると、英国に売られてくる児童は中国、ルーマニアなど世界52か国から最低でも年間325人に上っており、犯罪組織の稼ぎは10億ポンド(約1459億円)に達しているという。(翻訳・編集/HA)
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