いよいよ始まった6桁契約を掛けたサバイバル戦。最初のウィナーとなったのは?

写真拡大

「ジ・アルティメット・ファイター(TUF)シーズン9」第3週。いよいよ本格的なUFCハウスでの共同サバイバル生活と、ジムでのトレーニングが始まる。チームUKのコーチは、ビスピンが英国から帯同したブラジル人黒帯柔術家マリオ・スカタ・ネト、打撃コーチはデイブ・ジャクソンだ。

一方、チームUSAのコーチは打撃がシリル“スネーク”ディアバテ、レスリングがヒース・シムス、他にも、ヒカルド・フェリシアーノにグスタボという布陣となった。

まずウェルター級の第一戦は、米国チームのダン・ヘンが対戦カードを決定する。英国チームはイリミネーションから2週間の猶予があったが、チームUSAはほとんど時間を置いていないことを念頭に、体調を見極め、自軍からマーク・ミラー、そしてチームUKからはニック・オシピチェックを対戦相手に選んだ。

「ハッピーなチョイスだ」と自信を伺わせるミラーに対し、英国勢は「アイツは分かっていない」と反発。早速、ミラーのイリミネーションラウンドの試合映像をチーム全体でチェックし、真っ直ぐ下がる癖を修正、サークリングを使うことを徹底すると、パンチから蹴りでつなぐ作業を繰り返した。

計量後、ビスピンは「もともとチームUKはアンダードッグ」と言いつつも、確かな自信を見せる。そして、チームUSAのダメルケス・ジョンソンが、チームUKのロス・ピアソンのシューズに“米国2-0英国”と悪戯書きをし、ピアソンがエキサイトするが、ここでも「子供じみたことは放っておいて、トレーニングとファイトに集中しよう」と、冷静な対応でメンバーを引っ張った。

試合では、1R、すぐに組みついたミラーから、オシピチェックがトップを奪うが、アームロックからリバーサルを許して下になる。それでもパスはさせず、下からエルボーを放ち、立ち上がることに成功したオシピチェックは、テイクダウンを奪いパウンドで攻めていく。

また、立ち上がったミラーと打撃戦を繰り返すなか、打ち負けそうになったオシピチェックが、抜群のタイミングでテイクダウンを奪いパウンドを落とすが、下から蹴りあげられ、トップをキープすることができない。直後にミラーのダブルレッグにギロチンを仕掛けたオシピチェック。ここでミラーの左手がタップしたように見えたが、レフェリーは試合を流した。

2R、劣性のミラーはパンチを振るいながら前に出るが、オシピチェックは、ここでもテイクダウンされてしまう。ならばとギロチンを仕掛けるが、首を抜かれてサイドを奪われる。と、グラウンドでボディにヒザを入れたオシピチェックは、ギロチンスイープでリバーサルされガードを強いられるが、オープンから三角を見せる。

ブレイクがかかり、両者がスタンドへ戻ると、オシピチェックの完璧なタイミングの右ハイキックがミラーの左速頭部を直撃し、この一発でチームUKが先勝した。「彼はギロチンでタップしていたじゃないか」と余裕のオシピチェック。絶対有利と見られたチームUSA、イリミネーションマッチのレベルも確かに英国勢より高かったが、まずは、0-1というハンディを背負った。

■TUFシーズン9:メンバーは以下の通り

<チームUSA>
・ウェルター級
ジェイソン・ピアス
ダマルケス・ジョンソン
フランキー・レスター

・ライト級
リッチー・ウィトソン
サンティノ・デフランコ
キャメル・ダラー
ジェイソン・デント

<チームUK>
・ウェルター級
デイヴィッド・フォルクナー
ディーン・アマシンガー
ニック・オシピチェック
ジェイムス・ウィルクス

・ライト級
ロス・ピアソン
マーティン・ステイプレトン
ジェフ・ローソン
アンドレ・ウィナー