「理念なんて結局机上の空論さ」
「理想論を掲げたのが理念だよ」

そういった考えをお持ちの方はいらっしゃいますか?
おそらくそれを裏付ける日常風景があるのだと思います。

ですが理念浸透はあることを徹底すればなしえるのです。

ビジョナリーカンパニーを
「絵に描いた餅」ではなく、「本物の餅」に。
その第一歩を踏み出してみませんか?

例えば貴社の理念が「顧客満足」であったなら、
どれだけ高い売上をあげていても、
クレームが多い営業マンを表彰したり昇格させたりしてはいけません。

もし、そんなことをしてしまったら…。

 「理念なんて嘘っぱちだ。額縁に入った、ただのお飾りさ」

社員たちは恐らく、こう思うことでしょう。

百年続くビジョナリーカンパニーを目指すなら、
理念を経営の中心に据え、
あらゆるものを理念一色に染め上げる必要があります。
評価制度、表彰制度、教育内容、採用方法などなど。

理念が大切なのであれば、理念に関わる研修は重要な位置づけになるはず。
定期的な社員との面談やアンケートも
理念をもとに行われる必要があるでしょうし、
採用説明会で語る内容も待遇や仕事内容ではなく、
理念が中心となるべきなのです。

「理念が浸透しない」

と嘆く前に、経営者の方々は上記が実行されているか否かを
自問自答していただきたいと思います。

さらに注意いただきたい点が一つ。
いかに仕組みや制度を理念一色に染め上げたとしても、
経営者やリーダーの発言と行動自体がそれに矛盾していてはなりません。

社員が最も注目するリーダーの言動は、
あらゆるマネジメントシステムが束になってもかなわない。
彼らの言葉や立ち居振る舞いが、理念に対して言行不一致であったなら、
すべては意味のないものになってしまうのです。

たとえば「顧客満足」の訓示があった後の飲み会で、部課長クラスの幹部が、

「顧客満足だって?そんな非現実的だよ」

と漏らしたとしたら、それを聞いた社員たちはどう思うでしょう?

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