日本ファルコムがPSP向けに「イース?&?クロニクルズ」を発表したのは記憶に新しいところ。
当然リメイク作品なのだが、イースシリーズならではの要素が追加されている。
「ならでは」という部分で考えるのが、リメイク作品はオリジナルのファンに気に入ってもらえるのかという事だ。

「イース?&?クロニクルズ」は、タイトル通り同シリーズの1作目と2作目をセットにした作品。
公開された画面写真から、PCの「イース?完全版」「イース?完全版」をベースにリメイクされていると考えられる。
ショップのグラフィックやイベント時のキャラカットは一新されており、女性キャラはPC版と比べて若干幼くなった印象。
あとは同シリーズのファンにとっては嬉しい要素が「BGMを3種類から切替可能」な点だ。
PC88版、完全版、そして今回のリメイク向けにアレンジされたBGMの3種類を用意。
古いファンから完全版のファンまで、かつて聴き惚れたサウンドでプレイができる。

さて、リメイク作品は必ずオリジナルと比較される。
「オリジナルの方が面白かった」
という声を聞く事も少なくない。
オリジナルとリメイク両方を収録すればいいなんて声も聞かれるが、両方収録したところでリメイク作品への評価は変わらないだろう。
結局オリジナルファンも納得できるリメイクに仕上げるしかないわけだが、そういった意味で今回のイースはどうだろうか?
BGMを3種類から切替可能というのは地味ながらも、音楽の評価が高いソフトだけにファンには嬉しい要素のはず。
ゲーム内容に大した新要素がなくても、イースファンならこれである程度は、このリメイクに納得してしまう。
そう考えるのはファンを甘く見すぎだろうか?
もちろん欲を言えばキリがない。
例えばオリジナルが機種によってBGMが違っている部分があり、それら全てのBGMを収録してほしいだとか、音楽だけではなくグラフィックもPC88版に切替させてほしいといった声もある事だろう。
ただ、それらがないからと言って「ダメなリメイク」と言う人は少ないように思われる。
要はオリジナルのファンを「どこまで納得させられるか」なのだ。

求める声が多いからこそ、リメイク作品はいつになっても尽きないわけだが、どのようなリメイクがオリジナルのファンも納得できるリメイクと言えるのか?
じつは永遠に解決できないテーマなのかもしれない。

(編集部:林 裕之)

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