妻と一緒に眠る男性は、頭が悪くなる!?「夫婦別寝室」or「ダブルベッド」、正しい選択はどっち?
春眠暁を覚えず――。あなたは、毎朝すっきりと目覚めていますか?
良い睡眠には寝室の環境が大切です。しかし、カップルの寝室における選択は単純ではありません。エアコンの温度設定から、ベッドはダブルかシングルか、はては別寝室まで、2人ゆえの葛藤が存在します。選択を誤れば、夫婦の危機につながるかもしれません。
「夫のイビキがうるさくて眠れない」「生活パターンが違う」など理由は様々ですが、夫婦別寝室を望むのは妻の方であることが多いと、住宅設計を行なっている建築家はいいます。一方で、夫が別寝室に抵抗するケースも少なくないのだとか。
また日本の夫婦の寝室は欧米化が進み、カップルが1つのベッドで眠ることは珍しいことではなくなりました。昨年末に報告された調査によると、20代30代では5割、40代50代でも3割のカップルが、1つの寝具(ベッドまたは布団)で眠っています。
良い睡眠と健康、2人の幸福のためには、「別寝室」と「ダブルベッド」、どちらが正しい選択なのでしょうか?
男性は、妻やパートナーと1つのベッドで眠ると、愛し合ったかどうかには関係なく、翌日の脳の働きが低下すると、オーストリアのウィーン大学のクレシュ教授は報告しています。
20代の8組の未婚カップルに、まず10日間は1つのベッドで寝てもらって、その後の10日間は別々のベッドで眠ってもらう、という実験をしました。この間に睡眠パターンをモニターして、知力テストを行ないました。
1つのベッドで寝た翌日に、男性は「良く眠ることができた」と感じましたが、実際は“深い睡眠が妨害”されていました。その結果として知力テストの成績も悪くなり、ストレスホルモンのレベルも上昇しました。
対照的に女性は、1つのベッドで寝た場合も、眠りに落ちさえすればぐっすりと眠っていて、知力テストの成績も男性ほどは低下しませんでした。ストレスホルモンもあまり増加しなかったといいます。
ちなみに女性は、「1人のほうが良く眠ることができた」と感じたようでしたが、実際はパートナーと一緒に寝たときのほうがより深く眠っていたことがわかりました。
ちょっとせつない男女のすれ違いですね。しかし、長期的には、男女ともに、1つのベッドに眠ることは良い睡眠を奪い、健康を害して、知力の低下につながるかもしれません。
1つの寝具で眠ると、どうしても睡眠が妨害されて浅くなりがちです。脳の睡眠といわれるノンレム睡眠の中でも“特に深い睡眠”は記憶の形成に重要です。しかしこの深い睡眠は、眼を覚まさないようなごく小さい騒音でさえも妨害されてしまうことがわかっています。
睡眠不足は、記憶力などの脳機能の低下だけでなく、高血圧、糖尿病、ガン、心臓病、脳卒中、肥満、メタボリックシンドロームなど、多くの病的状態との関連も示唆されています。
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良い睡眠には寝室の環境が大切です。しかし、カップルの寝室における選択は単純ではありません。エアコンの温度設定から、ベッドはダブルかシングルか、はては別寝室まで、2人ゆえの葛藤が存在します。選択を誤れば、夫婦の危機につながるかもしれません。
「夫のイビキがうるさくて眠れない」「生活パターンが違う」など理由は様々ですが、夫婦別寝室を望むのは妻の方であることが多いと、住宅設計を行なっている建築家はいいます。一方で、夫が別寝室に抵抗するケースも少なくないのだとか。
また日本の夫婦の寝室は欧米化が進み、カップルが1つのベッドで眠ることは珍しいことではなくなりました。昨年末に報告された調査によると、20代30代では5割、40代50代でも3割のカップルが、1つの寝具(ベッドまたは布団)で眠っています。
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1つのベッドで寝た翌日に、男性は「良く眠ることができた」と感じましたが、実際は“深い睡眠が妨害”されていました。その結果として知力テストの成績も悪くなり、ストレスホルモンのレベルも上昇しました。
対照的に女性は、1つのベッドで寝た場合も、眠りに落ちさえすればぐっすりと眠っていて、知力テストの成績も男性ほどは低下しませんでした。ストレスホルモンもあまり増加しなかったといいます。
ちなみに女性は、「1人のほうが良く眠ることができた」と感じたようでしたが、実際はパートナーと一緒に寝たときのほうがより深く眠っていたことがわかりました。
ちょっとせつない男女のすれ違いですね。しかし、長期的には、男女ともに、1つのベッドに眠ることは良い睡眠を奪い、健康を害して、知力の低下につながるかもしれません。
1つの寝具で眠ると、どうしても睡眠が妨害されて浅くなりがちです。脳の睡眠といわれるノンレム睡眠の中でも“特に深い睡眠”は記憶の形成に重要です。しかしこの深い睡眠は、眼を覚まさないようなごく小さい騒音でさえも妨害されてしまうことがわかっています。
睡眠不足は、記憶力などの脳機能の低下だけでなく、高血圧、糖尿病、ガン、心臓病、脳卒中、肥満、メタボリックシンドロームなど、多くの病的状態との関連も示唆されています。
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