タイのモバイルサイト『モバイルハッカー』によると、Nokia1100という型番のケータイ機種が10〜30万バーツ(30〜90万円)の高値で売買されているという。この機種は改造することでクローン携帯になると噂されており、ギャングやマフィア、そして犯罪集団などが購入した場合は大きな問題になるのではと懸念されている。

Nokia1100ならどれでも改造できるわけではなく、ドイツのヴェストファーレン州・ボーフムにて製造されたNokia1100のみ、改造が可能とのこと。このケータイを使用すれば、他人のケータイ番号をクローン化(コピー)することができ、盗聴やメールの盗み読みが可能になるとされている。

このことで懸念されることは、プライバシーはもちろんのこと、銀行の暗証番号や各種IDとパスワードを盗み読みされ、現金や品物を盗むことができるという点である。信じられないかもしれないが、タイは日本よりもはるかにケータイ文化が発展している。多くのタイ人たちはステータスのひとつとして、誰よりも高価で機能性の高いケータイを手に入れたいと思っているという。タイ人のケータイに対する興味度は高く、Nokia1100の話が事実なのであれば今後大きな問題に発展する可能性があるといえよう(このニュースの元記事はこちら)。
 
イラスト: 見ル野栄司
 

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