第1作の放送開始から30周年を迎えた今年、ガンダムシリーズの最新作として「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」のアニメ制作が決定。4月25日に公式プレサイトが立ち上がり、27日にサンライズが正式に発表した。ただし、現時点ではテレビ放送とはアナウンスされておらず、どのような形態での展開となるかは明かされていないが、イベント上映、映像パッケージ販売、インターネット網などを利用した「視聴形態に縛られないマルチメディア展開」を予定しているという。

「機動戦士ガンダムUC」は2006年から「月刊ガンダムエース」(角川書店)に連載されている福井晴敏の小説が原作。単行本化された原作は現在8巻まで発売されており、発行部数は160万部を突破するなど、ファンから高い支持を得ている作品だ。

設定は1998年に公開された劇場版「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の3年後。「宇宙世紀」の新たな流れを描いた「機動戦士ガンダム」の新章という位置づけだ。物語は「宇宙世紀-0096年」の工業コロニー“インダストリアル7”を舞台に、少年バナージの成長と白いモビルスーツ“ユニコーンガンダム”との出会い、そして禁忌の箱「ラプラス」をめぐる宇宙規模の抗争を描く。

今回のアニメ化にあたり、監督には「るろうに剣心」や「HUNTER×HUNTER」などを手がけた古橋一浩氏を起用。脚本にはむとうやすゆき氏、アニメーションキャラクターデザインには高橋久美子氏、メカニカルデザインにはカトキハジメ氏などが参加する。

サンライズは「機動戦士ガンダムUC」をガンダム作品ラインアップの中核に据え、全世界に向けた戦略作品群の中の一つとして、海外にも積極的に展開をしていくという。