ユヴェントスは20日、イタリアリーグから処分を受け、ホームゲームの1試合を無観客で行うことになった。1−1で引き分けたインテル戦でユヴェントスのファンがインテルのFWマリオ・バロテッリ(18歳)に人種差別的な言葉を投げつけたことに関する処分だった。

おそらく、5月3日のレッチェとのリーグ戦を観客を入れずに行うことになりそうだ。

インテルの先制点を決めたバロテッリに対し、ユーヴェのファンは試合中に「黒人のイタリア人は存在しない」というチャントを浴びせた。U−21イタリア代表のストライカーは、ガーナ人の両親のもとパレルモで生まれた。

ユヴェントスのジョヴァンニ・コボッリ・ジリ会長は試合翌日の19日に謝罪し、セリエAはファンの間の人種差別意識をなくさなければならないと語っていた。