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【若手の声を聞け!】FW林勇介

【若手の声を聞け!】FW林勇介

インタビュー・文●島崎英純
写真●兼子愼一郎

――新しいシーズンに入って、今季はゲルト・エンゲルス監督からフォルカー・フィンケ監督に指揮官が代わりました。その影響で練習内容も昨季とは大きく様変わりしたと思います。そして何より林選手自身、練習試合などで起用される機会が多くなりましたよね。その点で、昨季と比べて意識の変化はありましたか。

「今のところは試合に使ってもらっています。その意味では自分にとってチャンスだと思うんです。ただ大切なことは、今の機会を逃さずに1試合、1試合を大事にするということ。そうしないとせっかくのチャンスを逃してしまいますから。特に今は勝負の時だと思っています。ただ、試合に出ることで次第に自分のプレーのイメージは固まってきたかなと感じています」

――実績ある選手と同じピッチに立つことで向上する面などは、やはりあるのでしょうか。

「そうですね。レッズには素晴らしい選手が多く在籍していますし、勉強になります。また同じピッチに立つと外から見ていたものとは違う部分を感じることがあるんです。その点は多く吸収したいし、自分にとってプラスになると思っています」

――トップレベルの試合は高校時代やサテライト時代のプレーとはプレーリズムやスピードの違いがありますよね。ただ、それも試合に出場し続けることによって慣れる部分もあるのでしょうか。

「そうですね。それは今、とても実感しています。最初はもちろん戸惑いましたけど、今はだんだん自分自身もそのリズムでプレーを続けることができるようになっていると思います」

――現在は盛岡商業高校時代にプレーしていた左MFでの起用が多いですよね。

「ボックス型の中盤のオフェンシブは学生時代からプレーしていたポジションなんです。昨季は3−5−2のサイドアタッカーやトップ下などのポジションで起用されることが多かったので戸惑いもあったんですが、今季はフィンケ監督が4−4−2や4−2−3−1を採用するようになって、個人的にはとてもプレーしやすいです」

――チームが始動して約2カ月が経過しました。現在の自身のプレーについてはどう評価していますか。

「大原でのトレーニングや練習試合では結構、逆サイドにセル(エスクデロ・セルヒオ)がプレーしていることが多かったので、左MFの僕はバランスを取るプレーを心掛けていたんですが、指宿に来てからは僕も点を取る意識が強くなってきました。それが結果に表れ始めているのではないかと思います。ただ、まだまだ質を高めていかなくてはならない部分はあります」

――現在ではFKやCKの際のキッカーも任されていますね。

「そうですね。ゴールに近い位置だったらFKを蹴りたいですね。みんなからも『蹴れ』と言われていますし。また、僕は左利きなので、その特徴を生かしたいです」

――今季の目標は?

「やはりトップの試合に出場したいですね。この世界は結果がすべてだと思うので、それには試合に出て活躍しなければならない。今は順調にステップアップしていると思うので、これを続けて、自分自身、成長を果たしていきたいと思っています」
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