9日にUEFAカップ準々決勝ファーストレグの4試合が行われ、ドイツの2チームが先勝した。

現在ブンデスリーガで2位と好調のハンブルガーSVはプレミアリーグの富豪クラブマンチェスター・シティと対戦し3−1で勝利した。
シティは開始35秒にアイルランドのゴールで先制するが、ホームの5万7000人のファンに後押しされたハンブルガーは9分にマタイセンのゴールで追いつく。シティはその後GKギヴンのファインセーブで追加点を許さなかったが、後半に入って、リチャーズのハンドでハンブルガーにPKが与えられると、これをトロホウスキが決めて、ハンブルガーが2−1と逆転。終盤にはゲレーロが追加点を入れ、セカンドレグに俄然有利にとなった。

ホームでウディネーゼと対戦したブレーメンは、34分と67分にジエゴがゴールを決めてリードを奪うと、さらにアウメイダが追加点。ウディネーゼは試合終了直前にクアリアレッラのゴールで1点を返すに留まり、ブレーメンが3−1で勝利。欧州大会で唯一勝ち残るイタリア勢は後がなくなった。

また、ウクライナ対フランスの対戦2試合は、シャフタール・ドネツクがホームでマルセイユに2−0で勝利。ディナモ・キエフはアウェイでパリ・サンジェルマンと0−0で引き分けている。