東京都の臨床心理士が、労働組合「臨床心理士ユニオン」を結成したと2009年4月6日に発表した。組合を結成したのは児童養護施設で非常勤職員として働く8人。雇用契約は1年単位と不安定で、月給が手取りで13万円代のため待遇改善を訴えたいとしている。

   同労働組合は自身のホームページで、全国の児童相談所に持ち込まれる児童虐待の相談件数はうなぎ上りに増えており、心理士の果たす役割は重くなる一方だと説明。しかし、臨時職員は月6日の勤務で、雇用保険にも社会保険にも加入できない。食べていくために、いくつもの仕事を掛け持ちせざるをえないのが現状で、

「非常勤の臨床心理士の不安定で劣悪な雇用環境が、サービスの低下をもたらし、心のケアを必要としている多くの子どもにしわ寄せがいくことが懸念される」

と、労働組合の設立理由を述べている。

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