壁にスプレーペンキで思いっきり絵を描くのは気持ちがよさそうですが、ペンキは服や手が汚れる・においで気分が悪くなる・一度描いてしまうと塗りつぶさなければ描き直しがきかない・そもそも公共の場所への落書きは犯罪である、などの理由でグラフィティに興味を持ったことがあっても手を出せなかったという人も多いのではないでしょうか。

そんな問題を一気に解決、「Wiiでグラフィティが描けたら楽しいだろうな」と考え、実現させてしまった人々がいます。

詳細は以下から。WiiSpray.com







スプレー缶型のホルダーにWiiコントローラーをはめ込んで使うこの「WiiSpray」は、バウハウス大学(Bauhaus-Universität Weimar)のメディア課程のMartin Lihs氏とFrank Matuse氏が2007年春にプロトタイプ1号を完成させ、その後Martin Lihs氏は修士論文とするためプロトタイプ1号とは全く違う新しい試作機をJens Geelharr教授・Ursula Damm教授・Jan Sieber氏の監修のもと、ハードウェア・ソフトウェア・デザインも含め単独で開発しました。それが「WiiSpray 2nd edition」と呼ばれる今回ご紹介するバージョンで、「基本的にはWiiとFlashだけでできている」そうです。

ボタンなどはなく、実際にスプレーを使うときのようにノズルを押すだけなので左利きの人も右利きの人も同様に使え、スプレーを押す強さ(圧力を128段階で判断)と壁(スクリーン)からの距離に応じた範囲・密度でペイントできます。型を使って文字や図形をステンシルすることもできます。USBで充電や最新ファームウェアのロードが可能。実際に使っている様子のムービーは以下から。

YouTube - WiiSpray Teaser


残念ながら商品化に関する情報は出ていないのですが、もし製品化されれば服も汚れない・逮捕もされないグラフィティツールとしてヒットするのではないでしょうか。操作は感覚的で子どもでも簡単に使え自由度が高いので、好きな写真や画像を取り込んだ上にペイントするなど、ユーザーの創造力の赴くままに遊んで欲しいとのことです。現在はベータ版ですが、複数のユーザーがコラボレーションで一つの作品を描けるようにするソフトウェアもあるとのことで、将来的には地球の裏側に住む友人と一緒にお絵かきをするなどということも可能になるのかもしれません。

・関連記事
壁に落書きしたい人のためのノート「WALLS NOTEBOOK」 - GIGAZINE

ペンキのように落書きできるペイントサイト「Jackson Pollock」 - GIGAZINE

そこらの落書きとはレベルが違いすぎる多彩なストリートアートの数々 - GIGAZINE

レーザーポインターでビルに落書きをしているムービーや写真 - GIGAZINE

パンツにWiiリモコンを装着し女性でも立ちションの気分を味わえる「スパー・ピーピー・ブラーザー」 - GIGAZINE

Wiiリモコン用充電スタンドが登場 - GIGAZINE

記事全文へ