フロム・ソフトウェアは4月4日、6月11日に発売予定のPSP用ゲーム『己の信ずる道を征け』(おのれのしんずるみちをゆけ、以下『オレイケ』)のクリエーター向け体験イベントを開催しました。なぜクリエーターを集めてイベントを開催したのでしょうか?

『オレイケ』は、企画・開発を担当するシリコンスタジオが、NEKOGAMESのFlashゲーム『Cursor*10』(カーソル 10)から着想を得てフロム・ソフトウェアが製作したゲーム。主人公の忍者、疾風丸が分身の術を駆使して「からくり」を解き、60秒以内に各ステージのクリアを目指す、パズル要素をフィーチャーしたアクションゲームです。

イベントでは、NEKOGAMESの石井克雄氏のほか、ウェブゲームを制作・公開しているクリエーターやクリエーター支援サイト、ゲーム情報サイトの管理人などが招待され、「ウェブゲームとコンシューマーゲームのコラボレーション」をテーマに製品がお披露目されました。

会場では人数分のPSPが配布され、参加者はチュートリアルステージと、無線LANによりゲームを配信する機能「ゲームシェアリング」向け体験版ステージを実際にプレイ。ノートPCも設置され、『Cursor*10』とその続編『Cursor*10 2nd session』もプレイ可能になっていました。

第二部では、プロデューサーのフロム・ソフトウェア竹内氏、開発を担当したシリコンスタジオ渡邊氏を交え、NEKOGAMES石井氏とのトークセッションを開催。イベントをプロデュースした0stage星野氏の進行により、参加者からのフィードバック、開発の裏話などを聞くことができました。

『Cursor*10』は、マウスカーソルを自機として操作し、制限時間以内に各階の仕掛けをクリアして最上階を目指すパズルゲーム。最大の特徴は、時間切れになると次のカーソルに切り替わり、過去に自分で操作したカーソルの動きが再現される中、カーソル同士で協調して仕掛けをクリアしていくという、オリジナリティあふれるゲームシステム。2008年の発表直後、海外で人気に火がつき、同様にタイムパラドックスを利用したパズルゲームが続々と制作されるというブームを巻き起こしました。

トークセッションでは、
・『Cursor*10』の存在なしには『オレイケ』の企画は立案されなかった
・「分身→忍者→忍者ゲームのフロム・ソフトウェア」という発想で企画を提案した
・企画段階で『Cursor*10』が存在し、実際にプレイしてもらうことがゲームのコンセプト説明に役立った
・ただウェブゲームをそのままコンシューマ機に移植するのではなく、商品として成立させるためにokama氏デザインのキャラクターをフィーチャーするなど、パッケージングに労力を割いた
・『オレイケ』のプロモーション用に制作した『Cursor*10 2nd session』で追加されたゲーム要素の一部も、『オレイケ』に採用された
など、興味深いトークが展開されました。

ウェブゲーム業界とコンシューマーゲーム業界がお互いに歩み寄る、貴重な試みとなった今回のイベント。未来検索ガジェット通信は、今後もウェブゲームクリエーターと『オレイケ』を応援していきます!

己の信ずる道を征け
B001WAJYK4

イベントに参加したサイトは以下のとおりです。
NEKOGAMES
0stage
アーケー道
近接戦闘.FLA
BABARAGEO
ダンボール
ぶらかじゅ!
MOFUYA
たまさけ.jp
Happy Happening
KYUCON.COM
SKT
たんしおレモン
YadiWeb
クリ援
モゲラ
ゲームのしくみ研究委員会
らばQ
小太郎ぶろぐ
未来検索ガジェット通信
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