【テック漫研】シャワーを浴びてる最中に開けちゃうのは誰のせい？

コナン君と金田一少年の疫病神対決から始まった、大真面目に漫画の主人公を現実世界の尺度で分析するこの企画。今回のテーマは、”何故、同居中の女の子のシャワー中にドアを開けちゃうのか”というもの。前述の通り、こんなくだらないことを、いたって真剣に調べてみた。

ヒロインがシャワーを浴びている最中にドアを開けちゃってドッキリというシーンは、ドラえもんから始まったのだろうか。恋愛漫画によく出てくるお約束である。

何故、ドアの前で水音に気付かないのか。また、何故、脱衣所の衣類に気付かないのか。そしてそもそも何故、順番制にしたり、ドアのところに使用中のプレートをかけたりしていないのか。

実際にルームシェアをしている人の部屋に行って見てみたところ、やはり順番に声を掛け合ったり、時間を決めたり、ドアのところにホワイトボードをかけてあったりしていた。

なので、普通の家だったら同居人がいたら考慮するものなのだ。しかし漫画では当たり前のようにそれを無視して、勝手にドアを開けている。更に本人はしらばっくれて。だが、これは完全にわざとだ。漫画内にそのような描写が無いだけで、入っているのを知っていて開けているのである。これは言うまでも無く犯罪だ。

軽犯罪法第1条23号に該当し、処罰対象になる。他意があろうが無かろうが、着替え中ならまだしも、水音や衣類に気付かないわけがないので、良い子は絶対に真似しないで欲しい。

（編集部：藤岡あかね）