今季末までニューカッスルの指揮を執ることになったアラン・シアラー新監督は、初陣となった4日の試合でチェルシーに0−2で敗れ、任務の重大さを再認識することになった。チームはライバルのサンダーランドに3ポイント及ばない降格圏の18位に沈んでおり、残るは7試合となった。

前半は五分五分の戦いをしていたニューカッスルだが、56分にコロッチーニがアネルカにボールを奪われ、それがランパードの先制点につながった。

「大変な仕事になるのはわかっていた。私は楽観的だし、いいほうに考えているが、選手たちに自信を取り戻させないといけない。次節のために練習をするが、とにかくバカらしい失点をなくすことだ」とシアラーはコメントした。

次節は同じく残留争い中のストーク・シティとの対戦だが、リヴァプールとアストン・ヴィラとのアウェイゲームも残っている。

「シーズン終了までに紆余曲折があるだろう。我々は戦っている最中で、それを続けなければならない。みんなの努力には満足しているが、もうちょっと質を上げないといけないし、それは可能だ」

チェルシーのフース・ヒディンク監督はシアラー監督就任がいい影響を及ぼしているとして、「今日は負けたが、ニューカッスルは復活するよ。いいところも見えたし、それが将来的に勝ち点を取るためのベースとなるはずだ」と話している。