中高生、授業中の居眠りに関する調査実施

いよいよ４月。暖かい季節になると眠気が助長されてしまう。学生時代、授業中に居眠りをして先生に叱られた経験がある人も多いだろう。そんな授業中の居眠りについて、興味深い調査が行われた。


調査を行ったのはカンコー学生服でおなじみの、学生服・体操服メーカー尾崎商事株式会社だ。尾崎商事では毎週、公式サイトのコンテンツｏｚａｋｉホームルームにて、生徒をとりまく環境や生徒の意識・ライフスタイルについて、多角的に調査・分析し、その結果を発信している。

今回の調査は、授業の楽しさや、授業中の居眠りについて、そしてその理由について行われた。調査は２月に全国の中高生５００人を対象にインターネットリサーチで行われた。

調査はまず授業の楽しさについて尋ねた。学校の授業について、「楽しい」「どちらかというと楽しい」と回答したのは、中学生で５６．７％、高校生で５０．２％であった。高校生の方が楽しいと感じる生徒が少ない結果となった。

また、授業中の居眠りについて尋ねたところ、中学生、高校生ともに半数以上が授業中に居眠りをした経験があると回答。特に居眠りを「よくする」という回答は、中学生１７．８％、高校生４０．７％となり、高校生の場合は４割以上が居眠りの経験があるという結果となった。

そして、気になるのは居眠りの理由だ。居眠りをしてしまった理由としては、「前日に遅くまで起きていて寝不足だったから」（中３・女子）など、夜更かしなどによる寝不足という回答が最も多かった。

その他、「先生の話が長くつまらなかったから」（中３・女子） 、「給食の後だったから眠かった」（中３・女子）など、授業がつまらないという回答や、日ごろの疲れという回答も目立った。

もうすぐ新学期だ。気分を一新して、睡魔に負けないように頑張ってほしいものだ。

（編集部　鈴木亮介）