■バチスタのゴールで先制も

 29日に行われたW杯南米予選で、ブラジルがアウェイでエクアドルと1−1で引き分けた。
 2800メートルの高地キトの試合で、エクアドルは立ち上がりからブラジルを圧倒。しかし、GKジュリオ・セサールの美技に再三得点を阻まれると、逆にブラジルは74分に途中出場のジュリオ・バチスタのゴールで先制する。
 ところが試合終了1分前、エクアドルはこちらも途中出場のクリスティアン・ノボアが同点ゴールを決めた。

 ジュリオ・セサールは試合後、「難しい試合になるのはわかっていたし、最高のサッカーをできたとは言えない。相手の選手は1分たりとも休むことはなかった。だが、うちは終盤になると足が止まっていたし、失点はその罰だよ」と話した。

 ブラジルは11試合を終えて勝ち点18で4位。首位パラグアイとは5ポイント差となった。エクアドルは勝ち点13で7位。