コナン君と金田一少年の疫病神対決から始まった、大真面目に漫画の主人公を現実世界の尺度で分析するこの企画。今回のテーマは、”漫画のメカはどうやって作っているのか”というもの。現実的に考えるとどれぐらいの規模になるのか調べてみた。

漫画に出てくるロボットやメカ、不思議な武器は一体どこの誰が作っているのだろうか。大抵の漫画では、説明がほとんど無い。あるとしても、「組織が作った」の一言で済んでいる。

あれ、実は物凄く大変なんじゃないだろうか。その組織は一体どこから資金援助を受けていて、どうやって研究者を集めているのか。材料は何を使っていて、どこで入手できるものなのか。また、動力源は一体、何なんだろうか。

まず、国が資金援助しているとなると、その組織は公的法人だろう。中でも、特定独立行政法人に該当するものと思われる。ロボットやメカ、武器なんかだと、一番近いものは防衛省だろうか。しかし、防衛省所管の特定独立行政法人は特定独立行政法人のみ。この公的法人は間違いなく無関係だろう。

他にも国が資金援助していそうなところを考えると、強いて言うなら、防衛省の技術研究本部だろうか。一応、自衛隊の使用するものの研究をしている機関ではあるが、日本の危機であれば自衛隊の使用するものという名目でメカなんかの研究資金を援助してくれるのかもしれない。

ちなみに、防衛省は過去に裏金流用事件も起きている。ありえなくもない話だ。ただ、それは私達が払っている税金だということを忘れないで欲しい。

となると、研究者は防衛省絡みになる。絡みと言っても、民間企業に委託する可能性はある。ロボットの研究をしている民間企業はかなり存在するからだ。

次は、材料。これは国絡みであれば、独立行政法人物質・材料研究機構が極秘に研究している可能性は無くもないだろう。ただ、これはあくまで仮定である。実際にこの公的法人が極秘に研究しているというわけではない。

最後の動力源。これが問題だ。何で動いているのだろうか。電力だろうか。ちなみにガンダムは核融合炉を使用しているという設定だが、Wilipediaによると、これは超高温で超真空という物理的な条件により、実験段階から実用段階に至るすべてが巨大施設を必要とするため、莫大な予算が掛かるとのこと。

いくら資金援助を受けているとしても、何億もかかるようなものであれば問題になるのではないだろうか。しかも、漫画の中ではよく破損している。これでは、修理代もバカにならない。USJのアトラクションのひとつ、スパイダーマンのカートでさえ1個で3億もかかるのだ。漫画のメカだって億単位じゃないと作れないだろう。

そうなると、国民の支持が得られないとやってはいけないだろう。極秘の組織など、認可されない。勿論、組織がメカを作るのは自由だ。だが、もし国から援助を受けているのだとしたら、是非、税金の無駄遣いは止めてもらいたいものである。

(編集部:藤岡あかね)

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【参考】
防衛省技術研究本部
独立行政法人物質・材料研究機構