昨年、漫画『あさきゆめみし』の突然のアニメ化中止と、監督・出崎統氏によるオリジナル作品の制作発表が話題となった深夜アニメ『源氏物語千年紀 Genji』。今年1月からの放映開始後、再び波紋を呼んでいるようだ。

出崎監督は「少なくとも30分間見たこともない世界にいられるような、そういうドラマを作っていきたい」と語っていた。しかし、まず視聴者の度肝を 抜いたのは濃厚な性描写。「深夜帯とはいえよく放送出来るな」「茶の間で濡れシーンは気まずい」など戸惑いの声が多数。「余計なドラマや台詞回しでなく、 単刀直入に乳房を握らせる即物的な演出」と『とべイサオ』のブロガーは驚きを示す。もともと『源氏物語』は光源氏の恋愛遍歴を描いた作品ではあるのだが、 出崎監督の作風とあいまって、濃厚な“出崎源氏”の世界が紡ぎだされたのだろうか。

一方、サイドストーリー的な「空蝉」「末摘花」の巻をばっさり切り捨て、父の妻である「藤壺」との恋愛を掘り下げた、独自の展開も注目されているよ うだ。「毎週の藤壺に対する光源氏のセリフ・・・、それはぐさぐさ観る私にも胸にささってきます。凄いなと思います。」と述べる『孔雀のいる庭』のブロ ガーのような声も。

『源氏物語千年紀Genji』は、全11話。もう少しで最終話を迎える。“出崎源氏”はどのような佳境を迎えるのか、最後まで目が離せない。

ひかる(from cocolognews)

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