本屋のアニメ雑誌コーナーにでかでかと置いてある雑誌といえば「ニュータイプ」「アニメージュ」「アニメディア」、そして「メガミマガジン」の4誌だと思いますが、これらの特徴は豊富にアニメ情報が掲載されていること。見開きで版権イラストを掲載していたり、ミニポスターを付録としてつけていたり、各誌さまざまな工夫をこらしています。

そんな路線とはちょっと違うところにいたのが「ファンロード」です。アニメ雑誌でありながら、その誌面のほとんどに読者投稿のネタが掲載されており、他の雑誌が作品のアピールをしているとすれば、ファンロードはファン同士が作品への熱い思いをぶつけている雑誌という感じでした。創刊は1980年とかなり古い雑誌で、休刊を乗り越えて発行が再開されていましたが、2009年3月14日(土)発売号をもってまたも休刊となることが明らかになりました。

どこからか復活する可能性はなきにしもあらずですが、最終号となるかも知れないファンロード 2009年4月号を買ってきました。
ファンロード・ホームページ

「ファンロード」の創刊は1980年で、当初はアニメ雑誌「アニメック」を出版していたラポートから出されていました。2003年10月5日に資金繰りに行き詰まったラポートが業務停止(事実上の倒産)、ファンロードも一度は休刊となりましたが、大都社によって発行が継続されることになり2004年1月・2月合併号から復活。しかし、採算性の問題と広告出稿の減少のため、復活5年目での再休刊となりました。

ファンロード2009年4月号、表紙は「ヘタリア Axis Powers」。


見開きでイラストを大量に紹介。


しかし、巻末を見ると「この号でお休み」というお知らせが。


定期購読している人へは返金の手続があるそうです。


「このままだと4月15日売りの5月号は出ないはずなので、6月号のシュミの特集などの募集告知は今のところありません」。切ない……。


そのわりに、コーナーへ送るハガキの書き方を指南する「投稿クリニック」はまだ健在。これは、一般投稿の受け付け自体は続くからで、今後はファンロード・モバイル(携帯専用)などで発表されていくらしい。


ファンロード・モバイルの有料会員になると総集編増刊の代わりとして過去のアーカイブが読めたり、単行本化していなかったり絶版だったりするコミックが読めたりするそうです。


過去に一度蘇ったことのある「ファンロード」ですが、マンガ雑誌などの休刊・廃刊も相次いでいる今、再び蘇ることはできるのでしょうか。

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