劉備の立てた蜀を善玉として扱い、曹操を漢王朝を滅ぼした悪玉として描いた羅貫中の小説「三国志演義」や、その流れを受けた吉川英治の小説、横山光輝のマンガなどの影響か、劉備やその仲間たちが主役、孫権らは脇役、曹操は倒すべき悪役のようなイメージがついていますが、それをひっくり返して曹操を主人公とし、新しい解釈で描かれたのが「蒼天航路」です。

当初は原作・李學仁、作画・王欣太によってモーニング(講談社刊)に連載されていましたが、1998年に李學仁が肝臓ガンで亡くなり、それ以降は王欣太が一人で描き上げました。1998年度に講談社漫画賞一般部門を受賞しており、単行本の累計発行部数は全36巻(文庫版は全18巻)で1000万部を超えています。

この大作が2009年4月からアニメ化されることがモーニング誌上でも発表されました。アニメーション制作を担当するのは「DEATH NOTE」や「逆境無頼カイジ」、「BLACK LAGOON」を制作したマッドハウスです。

詳細は以下から。
モーニング | 今号のモーニング

こちらが3月12日発売のモーニング、2009年15号。表紙は天才柳沢教授の生活


「蒼天航路」アニメ化が折り込みのカラーページで大々的に告知されています。


単行本に直すと全38巻、モーニング誌上での連載は11年にもわたったそうです。


2009年4月7日(火)から毎週火曜日24時59分から日本テレビにて放送予定となっています。よみうりテレビなど、他地域の放送局での放送はどうなるのか気になるところ。


通常だとこの時期になればキービジュアルぐらいは出てくるものなのですが、まだ何もないところをみると、3月18日からの東京国際アニメフェアでドカンと発表する予定なのかも知れません。

なお、蒼天航路アニメ化のお知らせの裏は「井上雄彦 最後のマンガ展 熊本版」のお知らせでした。これは昨年、上野の森美術館で行われたものを宮本武蔵晩年の地・熊本で開催するものです。


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