帰って来る″伝説のクソゲー″『たけしの挑戦状』が話題に

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 ゲームメーカー大手のタイトーが3月31日よりWiiのバーチャルコンソール配信ソフトとしてオンライン配信する予定の『たけしの挑戦状』にゲームファンの期待が集まっている。

『たけしの挑戦状』は、ビートたけしが監修し、1986年にファミコン用ソフトとして発売されたゲームソフト。サラリーマンが財宝を探しにゆくというシナリオで、たけしのアイディアが全面的に取り入れられ、購入したユーザーのほとんどがクリアできなかったという問題作。

 クリアのためには2人用コントローラーのマイクに向かってカラオケを歌ったり、何も操作しないで1時間放置しなければならないなど常識外の内容で、子供向けのファミコンソフトらしからぬシュールな世界観も相まって当時のゲーマーたちを困惑の極みへと陥れた。

「発売元のタイトーには『どうやっても前に進めない』『意味がわからない』など子供たちからの悲鳴が数多く寄せられました。攻略本も発売されましたが、こちらにも同様に『全部読んでもクリアできない』との苦情が殺到。そのあまりの数の多さに編集部は対応しきれず、『攻略本の担当者は死にました』と嘘の弁明をしたそうですよ」(当時を知る関係者)

 今回のリバイバル配信についても、ネット上の掲示板には「あまりにも不条理」「今思い出しても変な汗が出てくる」「ゲームというより拷問」など、当時を懐かしむ声が続々。

 ゲーム雑誌『ファミコン通信』でクソゲーランキング1位を獲得し、東京ゲームショーの「レトロゲーム・アワード2007」で殿堂入りゲームとして認められるなど、いまだに色あせない"伝説"を誇る『たけしの挑戦状』。当時クリアをあきらめてしまった大人たちも、この機会にもう一度挑戦してみては?


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