セリエAで首位インテルのエース、イブラヒモビッチに注目しているのがリーガのビッククラブ2つ、R・マドリーとバルサだ。Sport紙は、イブラヒモビッチの代理人ミノ・ライオラ氏がミラノの新聞“Il Giorno”紙の中で「リーガの2強が獲得に興味を示している」と話したと報じている。

 R・マドリーとバルサがイブラヒモビッチ獲得に興味を示すのはもちろん初めてのことではない。ミノ・ライオラ氏はインタビューの中で、「R・マドリーとバルサがイブラ獲得の準備ができている。リーガに移籍すれば彼はたくさんゴールをマークし、バロンドール獲得の可能性が高くなる」とまで語った。

 また、ミノ・ライオラ氏によるとインテルからリーガに移籍するのはイブラヒモビッチだけではないとして、「モウリーニョ監督がR・マドリーで指揮を執る準備をしているのも知っている」と暴露した。

 R・マドリーは会長選を控えているためイブラヒモビッチ獲得を約束する候補者も出るかもしれない。また、バルサはエトーが退団の可能性を残していることから後継者として選ばれるのがスウェーデン代表エースということも十分考えられる。今シーズン終了後、イブラヒモビッチの動向も注目だ。

(スペイン通信)