発売日が3月28日から7月11日へ延期されたスクウェア・エニックスのニンテンドーDS向けソフト「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」。多くのファンが発売を心待ちにしているため、落胆の声が各所で上がっている。同社は、発売延期の理由を「開発中のソフトウェアに重大な不具合」を発見し、「安心して遊んでいただける製品とするためには改修・検証に十分な期間が必要」と説明していた。

「ドラゴンクエストIX」は当初、発売時期を「2007年中」としていたものの、2度の延期発表を経て正式発売日を「2009年3月28日」と告知。今回は小売店での予約受付が始まっていたこともあり、度重なる発売延期への批判が上がっている。

こうした中で、「Amazon.co.jp」の「ドラゴンクエストIX」予約ページに300件以上のレビューが殺到し、Amazon側がレビューを全件削除するという事態が発生した。同サイトの掲示板「クチコミ」には、全件削除に対する賛否両論が展開されている。

Amazonでは利用者が販売商品に対する評価やレビューが行えるようになっており、これは予約受け付けを開始した発売前商品にも適用されている。「ドラゴンクエストIX」予約ページでは、スクウェア・エニックスが発売延期を発表した2月12日あたりからレビューが多数投稿され、その多くが批判的なものだった。

Amazon側は翌13日頃からレビューの削除を開始し、3月3日の時点で全件を削除。しかし、その後もゲームの内容に関係のない酷評が殺到したため、3月6日に再び全件削除に踏み切ったようだ。

これによって「ドラゴンクエストIX」のレビューは表示されなくなったが、「クチコミ」ではスクウェア・エニックスやAmazonの対応、酷評レビュー、さらには発売前の商品に対するレビューのあり方など、利用者による激しい意見交換が繰り広げられている。今回の混乱を物語っているのと同時に、「ドラゴンクエスト」シリーズの人気を改めて感じさせられる騒動だ。