コナン君と金田一少年の疫病神対決から始まった、大真面目に漫画の主人公を現実世界の尺度で分析するこの企画。今回のテーマは、”同じ顔をしたキャラクターに出会う確率は実際、どのくらいなのか”というもの。日本の人口から計算してみた。

漫画にはたまに同じ顔をしたキャラクターが出てくる。そんなに都合よく自分と同じ顔をした人と出会えるものなのだろうか?これは、かなり珍しいことなのではないだろうか。

そもそも、同じ顔の人が存在する確率はどのくらいなのだろうか?

まず、舞台は日本だと仮定する。地球の人口は現在約67億人で、そのうち日本の人口は平成17年の調査によると約1億3,000万人である。次に、地球上で日本人になる確率を出す。すると、1.3÷67=1/52という数字が出てくる。

「自分と同じ顔をした人が世界に3人はいる」という話をよく聞くので、最後に、これを根拠に3人のうち誰か1人でも日本に存在する計算をする。1-51/52×51/52×51/52=5.66%。すると、約5.7%だ。

このような計算だと、同じ顔の人が単純に日本に“存在する”確率は約5.7%となる。かなり高い。100人のうち約6人は同じ顔というわけである。ただ、近い年齢、近い場所にいるとは限らない。また、性別も含めていないので、確実な数字ではない。これらを考慮すると、近くで“出会える”確率はもっと低いだろう。

ドラマ『赤い糸』で「人は生まれてから死ぬまでに3万人の人に出会う。その中で学校や会社で知り合う人が3,000人、仲良く話をする人が300人」という台詞が出てきた。これを真に受けて考えると、私たちは今までに少なくとも300人と出会ってきていることになる。その中で、同じ顔をした人なんて1人でもいただろうか?引越しなどをして、出会っている人数がこれより多い人でも、同じ顔の人と出会っている人はそうなかなかいないのではないだろうか。

ただ、漫画世界は日本とは限らない。異世界だったり、地域を転々としたりしている。なので、普通より同じ顔の人と出会う確率が高い可能性はある。そもそも日本で計算したら100人のうち約6人は同じ顔だとわかったので、漫画でも同様に考えると、同じ顔のキャラが出てくることは別に珍しいことでも驚くようなことでもないことのようだ。むしろ確率から考えると、自然なことなのかもしれない。

(編集部:藤岡あかね)

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【参照】
世界の人口
日本の人口統計