セリエA第26節の2試合が行われた2月28日、ユベントスはホームでナポリと対戦し1−0で撃破した。勝ち点を「53」に伸ばした2位ユベントスは、今日1日にASローマと試合を控える首位インテルの差を「6」と縮めた。

前半44分、ユベントスMFマルキージオのロングシュートが、ナポリMFブラージに当たり、ボールはネットに吸い込まれた。虎の子の1点を守りぬいたユベントスが、かろうじてナポリを下した。

ユベントスのクラウディオ・ラニエリ監督は「スクデット(セリエA優勝)の扉はまだ開かれている。私自身もスクデット争いが白熱することを期待している。欧州CL戦(チェルシー)の敗戦直後だったこともあり、今日の勝利は重要だった。集中力とトップ・コンディションを取り戻すことは容易ではなかったが。前半が、特に良かった」と納得の表情。

一方、10日の欧州CL決勝トーナメント1回戦(第2レグ)ホームのチェルシー戦については「厳しい試合であることも、第1レグを0−1で落としていることも十分に理解している。我々はベストを尽くす。全てを発揮し、堂々とピッチを後にしなければならない」と巻き返しを誓った。