サイボウズ・ラボの椅子の写真をうらやましそうに眺めるのは、リクルート・メディアテクノロジーラボ(MTL)の川崎有亮さんと円城寺博さん。
川 崎: MTLは2年前に設立。リクルートがラボを作るというのは珍しいので、まずは形から入ろうとオフィスの什器はこだわりました。たとえば絨毯が赤、オレンジ、グリーンの3色。一目でここは通常の業務とは違う、ラボだよとわかるようになっています。
円城寺: なんでその3色かはわかりませんけれど(笑)、そのほかにも各テーブルに観葉植物がありますね。大きなプラズマテレビの前でソファに座りながらプログラミングできたりします。エンジニアは全員がフリーアドレス、プランナーは固定席、という使い分けも特徴かも。
川 崎: ただ、什器の予算がテーブルのところで尽きちゃって、椅子にまで回らなかったんですよ。だから、椅子は中古のパイプ椅子みたいなのを使ってます。今度、サイボウズ・ラボの椅子、貸してくれない?(笑)

■ブログでTIPSを発信。外に向けて書くことで、技術力をモノにする
 渋谷にあるウノウのオフィスも、全員がフリーアドレス。とはいっても、黙っていると何となく同じ席に座るようになってしまうので、それを避けるため「前日とは別の席に座ること」というルールを定めている。机の上には、ディスプレイが何台も置いてあって、必要ならデュアル使いができるようになっている、とCTOの尾藤正人さん。
尾 藤: あとオフィスの隅にコタツがあって、そこで勉強会を開いたりします。このコタツ、電源は入ってないんですけどね(笑)。当社の場合はそんなにオフィスにお金はかけてないです。それよりも、ソフトな仕掛けが大切だと思うんですよ。
 平日のセミナーやイベントへの参加は原則自由とし、ウノウラボという社内勉強会を毎週開いています。そこでの成果の一部、デモ版のサービスやいろんな TIPSですけれど、それをウノウラボブログという形で外にも公開しています。ブログにはエンジニアが参加して、当番制で記事を書く。ブログの執筆は業務時間内でやってもいいことになっています。
 2 カ月に1度は集中して開発するために合宿を開いたりもしますね。ここでいいものが出れば、会社から賞金が出るんですよ。賞金だけでなく、ネットに向けて TIPSを公開することも、エンジニアにとっては励みになるはず。いい加減なことを書かないよう自分で調べる過程で、たしかな技術力を身につけることができます。……≫続きはこちら



■関連リンク
求人情報ならlivedoor キャリア


■ケータイ関連リンク
ケータイのアルバイト探しも、livedoor キャリア