世はCGM花盛り。ブログを使って情報提供したりSNSで仲間とつながったり、動画を作って公開したり。今回は、3072人のアンケート調査で明らかになった、エンジニアのCGM活用実態をご紹介する。

■エンジニア3072人に聞く、インターネットの利用実態
 これまでTech総研で取材したエンジニアのなかには、「趣味のサイトを立ち上げたことで、社外の人脈形成に結びついた」とか、「自分が便利だと思うツールをWeb上で公開しているうちに技術が身につき、結果的に転職に役立った」といった、仕事以外での“ネット活用”エピソードをもつ人は少なくない。仕事ではネットを使いこなしている印象の強いエンジニアだが、個人ではどのくらいインターネットを活用しているのだろうか。また、活用しているとしたら、目的は情報収集なのか、情報発信なのか、コミュニケーションなのか、あるいはそれ以外なのか?
 そこで今回は、エンジニア3072人にアンケート調査を行い、インターネットの活用実態を明らかにしてみた。なお、アンケートはインターネットの調査パネルを利用しているため、全体的にネット利用度が高い傾向が出てしまうことに注意が必要だ。

■約3割が、仕事以外で1日2時間以上インターネット!
 まずは仕事以外でのインターネット利用時間について聞いてみた。なんと、インターネットにアクセスしている時間が「週15時間以上」と回答した割合は、全体の約3割となった。週15時間以上となると、平均すると1日2時間以上はインターネットにつながっているということになる。さらには「週30時間以上」と回答した人がなんと1割も! 平均すると1日4時間以上である。仕事が忙しいといわれるエンジニアだが、仕事以外で平均1日4時間以上もインターネットに接続して、一体何をウオッチしているのだろうか。

 さらにソフト系、ハード系、素材系と業界別に傾向を探ってみたのだが、ハード系はソフト系と比較して閲覧時間は短い傾向にあり、週の閲覧時間が「20時間以上」を超すと、一気にソフト系エンジニアの割合が高くなった。どうやらソフト系のエンジニアのほうが仕事でWebに関わる機会が多いためか、ネットへの親和性は高いようだ。

■約4割は「ネット接続はPCのみ」
 「いつでもどこでもアクセスするため、ネット接続はモバイルを多用している」というモバイルエンジニアを想定し、前項で答えてもらった接続時間のうち、パソコンと携帯電話やPDAなど移動体端末の接続時間の割合も聞いてみることにした。結果は、想定した以上にパソコン使用率が高く、インターネット接続する際に、モバイルはまったく使わない「パソコンのみ使用」という声が4割を超えた。調査方法がパソコンでのインターネット調査であることが影響していることは考えられるが、モバイルを多用しているエンジニアはとても少なく、また、年代別や業種別に見てもデータが大きく変化することはなかった。
 なお、モバイルの閲覧サイトはジャンルがある程度限定されており、「ニュース」「株・為替」「天気」「交通手段」「ブログ」が大半だった。「ブログ」に関しても、投稿ではなく確認・閲覧にとどまり、モバイルでのインターネット接続は、あくまで受身であるようだ。

■意外? 自サイト運営は少数派
 それでは気になるネット利用の目的および閲覧内容だが、まずは大きくサービス内容を分類し、利用時間が多いものから上位3項目まで選択してもらった。全体平均の上位は「ニュースや情報サイトの閲覧(29%)」「情報検索・調べもの(16%)」と、仕事と同じように、プライベートでも趣味分野のニュースをチェックし、調べものをしている時間が多いようだ。閲覧している情報は、株、スポーツ、車、旅行、ゲーム、グルメ、芸能人ブログなど多岐にわたる。仕事とプライベートは完全に切り分け、仕事以外ではあくまで個人的に興味のある話題を絶え間なく追いかけているようだ。
 意外にも、「自分のサイト(ブログ)の更新(4%)」や「コミュニティサイトへの参加・閲覧(4%)」など、積極的にネットを通じたコミュニケーションに時間を費やしているエンジニアは少数派だった。フリーコメントを見ると、「アカウントはもっているけど、使ったのは最初だけで、今はログインすらしてない」との声もチラホラ見られる。
 では、あえて自身のサイトやブログを運営しているエンジニアの、メリットや目的はなんだろう。次の項で、さらに詳しく追求していきたい。……≫続きはこちら



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