2009年2月15日、ナホトカ沖でロシア艦艇の攻撃により貨物船が沈没、5人の遺体が収容された。残る行方不明者3人も生存は絶望視されている。写真は2005年、中ロ海軍の合同演習。<url name="【その他の写真】" url="http://www.recordchina.co.jp/group/g28750.html">

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2009年2月15日、ロシア東部・ナホトカ沖でロシア艦艇の攻撃により貨物船が沈没した。中国人船員7人、インドネシア人船員1人が行方不明となったが、そのうち5人の遺体が収容された。現地の気温は低く残る3人の生存も絶望視されている。19日、広州日報が伝えた。
沈没したのは中国の浙江通宇船務有限公司が所有、香港の吉瑞祥有限公司がレンタルし運用している貨物船・ニュースター号(シエラレオネ船籍)。タイから米をナホトカ港に運んだが、取引先とトラブルとなった。取引先は裁判所に船舶の差し押さえを申請、ロシア当局はニュースター号にナホトカ港での待機を命じた。しかし同船は無許可で出港し停船命令を無視して逃走を続けた。
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これを追跡したロシア艦艇はニュースター号を捕捉、500発以上もの攻撃を浴びせた。その後、同船はナホトカ港に帰港する途中、海が荒れ沈没した。乗員らは救命艇で脱出を試みたが、2艘のうち1艘は船から離れられず救助できなかったという。乗り込んでいた中国人船員10人、インドネシア人船員6人のうち、中国人船員7人、インドネシア人船員1人が行方不明となった。うち5人が遺体として収容されてた。
19日、中国外交部は事件を認めたが、ロシア側に原因究明と船員捜索を要請したことを発表するにとどまり、責任の所在などについてはコメントしていない。一方、ネット掲示板などを中心に中国ではロシア批判が高まっている。ロシアが公開したニュースター号沈没の映像では、ロシア側関係者の話し声とともに沈没する船が写されているだけで、救出作業が行われている様子もない。そのため船員を見殺しにしたのではとの疑惑も高まっているようだ。(翻訳・編集/KT)
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