ASローマとの契約延長が濃厚と見られていたMFアルベルト・アクイラーニ(25)の交渉が、クラブの提示する年俸とアクイラーニが望む年俸に開きがあり、難航していることが18日、明らかとなった。

これまで一貫してASローマ残留の意思を表明していたアクイラーニだが、途中出場した8日のジェノア戦(3−0勝利)で、パスミスが原因でASローマのサポーターから激しいブーイングを浴びせられたことで、移籍も視野に入れはじめたという噂も流れている。

アクイラーニ本人は「土曜の試合(シエナ戦)で主役となる準備は整っている。だが、それ以上にアーセナル戦(24日欧州CL決勝トーナメント1回戦第1レグ)に出場したい。アーセナル戦は非常に重要であり、出場できないようなことになれば、悔しい。最大限の集中力を持って臨むつもりだ」とコメント。契約延長についての言及は避けた。