チェルシーのフース・ヒディンク監督は17日、チームをタイトルレースに復帰させるために、若手に目を向けるかもしれないと話した。

 ロシア代表でも経験の浅い若手を起用して、EURO2008の準決勝まで勝ち進むチーム作りをしたヒディンク監督は、「どんなビッグクラブだとしても…… 若手のためにスペースを作るものだ。常に期待の若手が出てくるから、目を光らせていないといけない。トップでやる力があると思えば、ためらいなく起用するよ」と話した。

 ヒディンク監督は前日の16日には、ロマン・アブラモヴィッチ・オーナーと共にリザーブの試合でチェルシーがポーツマスに6−0で快勝するのを観戦している。

 また、17日のスタンフォードブリッジでの公開練習には、6000人のファンが詰めかけ、ヒディンク監督の指導ぶりを見守った。