昨年1月リリースの「そばにいるね feat. SoulJa」が大ヒットし、一躍ミュージックシーンのトップにおどり出た青山テルマ。昨年末にはNHK紅白歌合戦に出場したほか、楽曲(「飲みたくて」)を提供した大塚製薬「オロナミンC」のCMで上戸彩と共演も果たしている。

そんな青山テルマが、2月16日に放送されたフジテレビ系「笑っていいとも!」のコーナー「テレフォンショッキング」に初出演した。2月13日放送のゲスト槇原敬之の紹介で、大阪・高槻出身の槇原敬之は、すぐ隣の奈良出身である青山テルマに同郷のような親近感を抱いているのだとか。

タモリの呼びかけで登場した青山テルマは、初のワンマンライブツアー「AOYAMA THELMA TOUR 2009」のポスターを持参してPR。タモリとのトークでは、父方の祖父の出身地であるトリニダード・トバゴを訪れた経験がないこと、幼い頃に両親が離婚したため自身がトリニダード・トバゴ人の血を引いていると気づいたのが最近であること、大学生活などを披露した。

このトークの途中で、会場から突然「歌って!」と、青山テルマにその場で歌うことを求める声が発生した。ところが、青山テルマは「いま、あの……、『いいとも!』さんの人が客席の人に『歌ってって言って』って。ビックリ!」と発言。どうやら、スタッフが声をかけるよう観覧者に耳打ちをしたのを目撃してしまったようだ。

さらに、タモリが少々焦りつつ「誰だ、そういうこと言ってるヤツは!」と言うと、青山テルマは「えーと、あの方です」と当該スタッフを指差し、「もう見ちゃいました。ショックだわー」と述べた。タモリは笑いながらも「変な指示を出すな」とスタッフを注意している。

こうしたハプニングを経て、再び会場からわき起こった「歌って!」の声に応え、青山テルマは観覧者とともに「そばにいるね」のサビをアカペラで熱唱。英詞の部分をあいまいに歌った会場に対し、「英語のとこ、いつもみんな歌わないの」と微笑みながら声をかけていた。

会場100人に聞いて該当者1人を当てるゲーム「100分の1アンケート」では、2月11日発売の自身のコンピレーションアルバム『LOVE! 〜THELMA LOVESONG COLLECTION〜』を使って男性に告白した人を調査。「大親友」という木下優樹菜が同アルバムのCMで演じているシーンだ。しかし、結果は0人で、番組特製ストラップを手に入れることはできなかった。翌日の同コーナー出演者には、天童よしみを指名している。