コナン君と金田一少年の疫病神対決から始まった、大真面目に漫画の主人公を現実世界の尺度で分析するこの企画。今回のテーマは、”気絶するほどマズイ料理は作れるのか”というもの。科学的に考えてみた。

漫画には度々、とてつもなく料理が下手な女性キャラクターが登場する。これは、男勝りで可愛い女性キャラクターに多い。「新世紀エヴァンゲリオン」の葛城ミサトや「らんま1/2」の天道あかねなどがそうである。

彼女たちは、家庭科の授業を受けてこなかったのだろうか。また、パッケージの裏などに記載されている分量などは読んでいないのだろうか。そして何故、人に出す前に味見しないのだろうか。謎は尽きない。

それよりそもそも、台所にあるものだけで人間が気絶したり泡を吹いたり、白目になったり倒れたりするほどマズイ料理は作れるものなのだろうか。

まず、食べたキャラクターはマズイものを食べて吐き出すことをあまりしない。いきなり泡を吹くか白目になるかして、気絶してしまう。これは、チアノーゼの症状ではないかと考えられる。チアノーゼは呼吸困難が原因で起こることが多い。あまりのマズさに吐き出せず喉が詰まり、呼吸困難になってしまったのではないだろうか。だが、喉が詰まって息苦しそうにしている表現もあまり見られない。

もしくは、ニトログリセリンなどの毒物が混入されている可能性がある。普段は爆薬であり、狭心症の薬でもあるニトログリセリン。摂取すると血圧が低下する為、最悪、気絶する可能性もある。

ニトログリセリンは、一般人でも調べれば作れなくもない。更に、毒・劇物取扱免許という国家試験免許があれば購入も可能だ。ただ、料理が下手なのに薬が調合できるのはおかしい。

それ以前に、ニトログリセリンを入れる理由が無い。さすがに、ニトログリセリンを入れて美味しくなるとは考えないはずである。

ということで、漫画の“気絶するほどマズイ料理”は現実には作ることはできないと言える。台所にあるものだけで毒薬を作ることは難しいからだ。それに現実なら例え強制されて食べさせられたとしても、「マズイ」の一言で済んでしまうだろう。
(編集部:藤岡あかね)

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