ファンの信頼回復には程遠く不祥事の相次ぐ相撲界だが、2月初旬には、大麻取締法違反で逮捕された若麒麟容疑者の処分が“除名”とは異なり、退職金を受け取る権利を残した“解雇”になったことでも多くの批判をよんだ。

そして、12日。2007年6月に大相撲時津風部屋の力士だった斉藤俊さんが稽古場で死亡した事件で、傷害致死罪に問われている元時津風親方・山本順一被告の初公判が名古屋地裁で開かれた。

しかし、初公判では、山本被告が起訴事実を否認。斉藤さんの父・正人さんは「怒りを覚えました。謝るくらいなら(罪を)認めてくれ」というコメントを残した。

翌13日、TBS系列朝の情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」でも、同事件に対し、元NHKアナウンサーで東京相撲記者クラブ会友の杉山邦博氏が電話インタビューに応じ、怒りのコメントを寄せている。

「この期に及んで(山本順一被告は)まだ責任逃れをするのか。全く反省していない。女々しいですね」と、その冒頭から強い口調で語った杉山氏は、「一番腹立たしいのは、意識不明になっているのに、顔に水をぶっかけたり、棒を腹に押し付けた。こんなことをやって、あなた、リンチですよ。(中略)相撲界全体のことが問われている」と続けた。

また、司会のみのもんたが「(相撲界に)自浄作用は起きませんかね?」と尋ねるや、杉山氏は「どうにも歯がゆい。男の社会が、なんでこんなに女々しいのか」と言い放ち、その口調は最後まで怒りに満ちていた。