セリエA第23節の2試合が7日に行われ、インテルとミランの明暗が分かれた。首位インテルはアウェイでレッチェと戦い、12分にイブラヒモヴィッチが先制ゴールを挙げると、その後は相手を枠内シュート1本に抑える安定したゲーム運びで時間を消化し、後半に入り71分にフィーゴ、82分にはスタンコヴィッチが加点して3−0で快勝した。
 インテルは勝ち点を53に伸ばした。
 一方、2位ミランはホームでレッジーナと対戦。0−1で迎えた67分にカカのPKで追いつき、1−1で引き分けた。シュート数は26本対6本、ボール支配率は相手の28%に対して73%と、圧倒的な主導権を握りながら、レッジーナに勝ち点1を持ち帰られたかっこうだ。ベッカムはフル出場している。
 ミランは勝ち点45で、インテルとの差は8ポイントに広がった。