東京・渋谷区は、区内に14か所ある公衆トイレの施設命名権(ネーミングライツ)を売却することを決め、2009年1月30日からスポンサー企業を募集している。

   スポンサー企業は、提示金額や希望名称に加え、施設の維持管理などに関する具体的な提案も含めて総合的に判断、決定される。同区内のトイレは、表参道ヒルズに隣接する「表参道公衆便所」や、「渋谷駅東口公衆便所」など、人通りの多い場所に設置されているものが多い。命名権を購入した企業は、その名称を書いた看板を設置できるほか、区が土地を所有している7か所は施設内のカベなどに広告を掲示することも可能という。

   J-CASTニュースが渋谷区公園課に問い合わせたところ、

「マスコミや企業からの問い合わせは来ているが、まだ具体的な提案はいただいておりません」

とのことだった。

 

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