大麻取締法違反で逮捕された若麒麟容疑者(本名:鈴川真一)を解雇処分とした日本相撲協会。だが、除名とは異なる解雇処分では、若麒麟容疑者に529万円の退職金を受け取ることのできる権利が残るため、その処分が妥当か否か――。テレビを中心とした各メディアでは、早くも議論が巻き起っている。

3日、TBS系列朝の情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」では、相撲関連問題について、同番組のご意見番ともいえる元NHKアナウンサーで東京相撲記者クラブ会友の杉山邦博氏が見解を述べた。

「(解雇は)温情ですかね。私は一番厳しい処分が下されると思っていました。世間の皆さんが納得するかどうか」。こう切り出した杉山氏は、みのの「これでいいんですかね?」の問いに、「可能性を付けてあげたい気持ちは分かりますが、(中略)退職金が出る、ここが世間に判り難いし不可解だと思うんですね」と付け加える。

また、杉山氏は、「確かに初犯ですが、外国人力士が検査を受けて解雇になった。あの時、(若麒麟容疑者は)再検査を受けた、たった一人の力士なんですね。そう考えると再犯に等しいと言われてもやむを得ない」と強い口調で語った。

さらに、その責任追及は相撲協会にも及ぶ。「協会全体の責任とかどうなんだろう?その辺は問われないのかな?自らに何かを課すってことがあった方が世間は納得する」と話し、同問題の核心に触れたのだった。