12月に行われたクラブW杯決勝で退場処分となっていたマンチェスター・ユナイテッドのDFネマニャ・ヴィディッチについて、FIFAは30日に、1試合の出場停止処分と5000スイスフラン(約38万円)の罰金を科したと発表した。

 これで来月行われるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のファーストレグ、アウェイのインテル戦は出場できなくなった。しかし、3試合の出場停止処分も予想されていただけに、オールド・トラフォードでの試合に出場できるのはユナイテッドにとっては朗報と言えるだろう。

 FIFAの規律委員会の決定によるものだが、クラブW杯はチャンピオンズリーグ優勝チームが出場するため、UEFAの大会にも処分が適用されることになる。また、 FIFAは同大会の3位決定戦で退場処分となったガンバ大阪の二川孝広については2試合の出場停止処分を科した。