壮大な実験施設!フリーな環境で医療に貢献できる魅力
人間ドックや健康診断などで目にしたり、また中には実際に利用する方も多い「MRI」。今回、医療検査でなくてはならない重要な医療機器であるMRIの開発現場に、きゃんちが迫った!

今回は、そんな疾患の早期発見・早期治療に大活躍の「MRI」を開発している企業さんにおじゃましました! 医療機器開発ならではのやりがいを探ってきたいと思います。では、行ってきます☆

■今回訪問した企業プロフィール:GE横河メディカルシステム株式会社
1982年設立。医用画像診断装置の開発・製造・輸出・輸入・販売・サービス、および生体情報モニタ、循環器検査機器、病院情報システム等の医療機器、ネットワークの販売保守を行っている。主要製品は、CT、MR、超音波診断装置、核医学診断装置など。

■3つの職場の魅力No.1:医療のお役に立てる! MRI開発ならではのやりがい
きゃ: 今日はGE横河メディカルシステムさんの、MRIを製造しているグループにお話を伺いに来ました! もう、病院で検査するとき大型の機械を見ると「なにされるのかな!?」ってドキドキする、あの気持ちでいっぱいです〜!

植竹: はは、なんだかマジックのとき、アシスタントが箱に入っていくみたいですね(笑)。MRIで検査されたことはありませんか?

きゃ: MRIに入った経験はないんですよ。今日はいろいろ教えてください! MRIって、どのような仕組みのものなんですか?

植竹: MRIは核磁気共鳴現象を利用して人体内部の断層写真を撮る機械です。例えば1万5000ガウスの高磁場で人体にエネルギーを与え、そこから返ってくる信号を画像として組み立てます。レントゲンなどと比べてX線の照射なしに病変を見つけることができるんですよ。

きゃ: へえ〜、知りませんでした! 身体のどんな部位でも見られるんですか?

植竹: 体内の水分を検知して撮影するので、どんな断面でも自由に撮れます。また、造影剤という薬を使わずに病変を見つけられるのも長所ですね。イメージの中から脂肪を取り除いて見るとか、血管や神経だけを抜き出して見るとか、組織を分解してさまざまな画像が撮れるところも特徴です。

きゃ: かなり細かいところまで見えるものなんですか?

植竹: そうですね、あとでMRIで撮った画像をご覧ください。レントゲンとはぜんぜん違いますから。驚かれると思いますよ。

きゃ: ぜひお願いします! MRI開発の中で植竹さんは、どのようなお仕事をされているんですか?

植竹: 私はプログラムマネージャーという立場で、プロジェクト全体の統括をしています。当社は企画・製造・販売すべてを行っているので、かかわる範囲は広いですよ。マーケティングやセールスの担当者と製品の構想を練り、技術チームと具体的な開発を進め、製造の後は実際の販売やサービスまで取りまとめています。

きゃ: その若さでひとつのプロジェクトをまとめる立場なんですね! ご苦労もあると思うのですが……。

植竹: 部署を超えた問題をまとめていくところは大変ですね。例えば、マーケティングチーム、製造チーム、サービスチームなどそれぞれの部署からの要望と、開発期間や予算との調整が必要な状況はよく起きます。そんなときは、私が部署間の折衝役です。

きゃ: うまくマネージメントするコツってあるのでしょうか?

植竹: 関連する人たちを集めて、まず何が問題なのか理解を共有し合うことが大切ですね。そのうえで、妥協案や改善案を出しつつ、納得のいく形に落とし込んでいくことです。大切なのはコミュニケーション。いいものを作っていくためには、技術職の人でも、意見を活発に言ってくれるようオープンマインドな姿勢で臨んでいます。