1990〜96年に「週刊少年ジャンプ」に連載され、日本にバスケットボールブームを巻き起こした人気マンガ「スラムダンク」。連載終了から10年以上経た現在も、数多くのファンに支えられている。そんな同作品の“その後”を描いた黒板漫画「あれから10日後」が書籍化されることを、作者の井上雄彦が自身の公式サイトで発表した。単行本の国内発行部数が1億部を突破したことを感謝する一連のイベントの「総決算」だという。

黒板漫画「あれから10日後」は、単行本1億部突破を記念して04年に旧神奈川県立三崎高等学校校舎で開かれたイベント「1億冊ありがとうファイナル」で、井上氏が黒板23枚にチョークで描いた作品。最終回から10日後の世界が展開されている。

「スラムダンク」は登場していたライバル校との対戦が描かれないまま連載を終了し、最終回に「第一部完」と記されていたことから、現在に至るまで続編の連載が熱望されているが、「あれから10日後」は主人公・桜木花道らの“その後”を描いた唯一の作品だ。

この作品は雑誌「SWITCH」に掲載され、イベントの模様をおさめたDVDにも収録、カード化した「黒板カード」(現在は完売)も販売されたが、書籍化されるのは初のこと。井上氏は「やや見やすく(?)手に取りやすい(?)本の形にして世に出すことにしました」としている。

井上氏によると、今回の書籍化は04年8月の全国紙6紙に掲載した一面広告、イベント「1億冊ありがとうファイナル」と続いてきた1億部突破記念事業の「総決算といいますか、最後のものになろうかと思います」という。「スラムダンク」最後の関連書籍ともなりそうだ。なお、発売時期や価格などは未定で、井上氏の公式ページで順次発表される予定。